全国webカウンセリング協議会 いじめ・ひきこもり・不登校・ニートの子どもをもつ親、および本人に対する心理学的援助を中心とし、豊かな国づくりの推進を図ることを目的として設立されました。

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カウンセリング事例
実践カウンセリングにはどのようなものがあるのか、いじめ・不登校・ひきこもり・ニートの事例について、ご紹介させて頂きます。
いじめ 不登校 ひきこもり ニート 家族
不登校 夫婦の不仲と干渉のしすぎは、子供のエネルギーを奪う。
松浦 明菜(仮名) 15歳
 明菜は、中一から学校を休みはじめ、中三からほとんど学校に通わなくなった。中一から心療内科に通い、不安を和らげる薬と睡眠薬などをずっと処方してもらっていたが、どんな薬を飲んでも具合が悪くなるだけで、まったく効果がでなかった。学校に行った時は、友達には明るく振る舞っていたが、友達と話すのも面倒くさいと思っていた。明菜は、リストカットを繰り返し、中三の後半で進路決定が迫られてくると、余計に精神状態が不安定になり睡眠薬を多量に飲んで服毒自殺を図った。
 
対応
 明菜の父と母は、よく夫婦喧嘩をして、母もよく泣いていた。また、母親は過干渉がひどく、夫婦関係がうまくいってない分、明菜にべったりの生活をずっとおくっていた。今でも、明菜と一緒にお風呂に入り、明菜と一緒に寝る生活をおくっている。
 カウンセリングは親のカウンセリングから始めたが、過干渉をやめ、子どもの要求を笑顔で受け入れるようになった。夫婦喧嘩もなくなり、夫婦間で笑いが出るようになった。
 明菜の精神状態は、だんだん良くなり明菜もカウンセリングを受けたいと言い出した。明菜は、ほとんど話をしないが、興味があることは話にのってきた。2回目のカウンセリングが終わった後で、突然、明菜は、右腕のセーターをまくりあげた。明菜の右腕には、大きなほくろがあった。これが学校に行きたくない原因のひとつだった。体躯の授業などで半そでになると、まわりの女の子からは、「それどうしたの?」とか「何かついてるよ」と言われ、男の子からは、「気持ち悪い」と言われていたのだ。本来であれば、親に相談すればいいことなのだが、親が相談できない雰囲気を作っていたのだろう。後日、親と一緒に皮膚科に行ってほくろはとってもらった。明菜は、その日以来、学校に通えるようになった。
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